logo新型コロナウイルスとペットに関する情報

今週に入り東京大学の研究チームがショッキングな実験結果を発表し、メディアのでも大きく取り上げられたので既にご存知の方も多いと思いますが。 新型コロナウィルスの猫への感染の可能性が確実になったようです。 猫を媒体とした猫から人への感染の可能性は低いようですが、人からや猫同士の感染はかなり容易なようだと警鐘を鳴らしています。

特に、猫同士では仲が良い場合じゃれあったり、鼻をつけて挨拶をするのを目にすると思います。 また、毛づくろいで舐め合ったりと言った行動もあります。 猫の場合はたとえ感染したとしても、およそ一週間でウイルスの検出が難しいレベルへと移行するようで重症化の心配は今の所報告等も無いようですが、新型コロナウイルスだけではなく猫特有のエイズ等、戸外を徘徊する子の場合特に注意が必要となります。 ウイルスの危機だけでなく交通事故も多いので出来れば家の中での飼養が理想的です。 また、それを勧める獣医さんが多いのは周知の事実です。

過去に経験のない感染症のため、情報も錯綜したり確実なものが未だないのが事実なので、獣医師会でも散々アナウンスしていますが、飼い主は情報を見極め冷静な行動に徹する必要があります。

現在のところ猫から人への感染の可能性が高いとは考えられていないようです。 しかしながら、家族に感染症陽性者がいたりする場合は一緒に生活する猫や犬等小動物が感染する可能性は高いようです。

新型コロナウイルス感染症とペットに関する情報 受け止め方について東京獣医師会 2020.5.14 発表

追記:一般の方向け【預かりペット対応時の防護策】 2020.6.4 アップデートもありましたのでご参考まで